無垢材家具の特性とお手入れ方法

無垢材家具は、天然木ならではの風合いや温かみが魅力ですが、
適切なお手入れをしないと、乾燥や湿度変化により変形することがあります。
無垢材家具を長く美しくお使いいただくために、
以下のポイントをぜひご参考ください。

① 無垢材の特性とは？

• 無垢材は自然の木そのものを使用しているため、空気中の湿度によって「膨張」や「収縮」を繰り返します。
• 冬場は乾燥で縮み、夏場は湿気で膨らむ性質があります。
• 家具のひび割れや反りは、こうした自然の動きによって起こることがあります。

② 乾燥による変形の原因

• 室内の湿度が低くなると、無垢材は水分を失い、縮んでしまいます。
• 特に、エアコンや暖房を長時間使用すると、湿度が下がり、ひび割れや反りが発生しやすくなります。

③ 無垢材家具のメンテナンス方法

1. オイルやワックスで保湿する
　→ 乾燥を防ぐために、木製家具用のオイルやワックスを定期的に塗布しましょう。
2. 直射日光を避ける
　→ 直射日光に当たると、乾燥が進み、ひび割れの原因になります。
3. 急激な温度・湿度変化を避ける
　→ エアコンや暖房の風が直接当たらない場所に設置しましょう。

④ 適切な湿度管理

• 理想的な湿度は40〜60% です。
• 加湿器を使用し、室内の湿度を適度に保つことをおすすめします。
• 濡れタオルを室内に干すだけでも加湿効果があります。

無垢材家具は、適切なケアをすることで、長く愛用することができます。
自然の木の個性を楽しみながら、大切に育てていきましょう。